パピー／プリンセスアニー

・・・パピー／プリンセスアニー・・・

品質：ウール100％（防縮加工）
糸長：40ｇ玉巻／約112m
適正針：棒針5～7号、かぎ針5/0～7/0号
ゲージ：棒針6号21～22目／28～29段
必要玉数：プルオーバー9玉
中国製、本体価格520円（税込546円）


パピーの定番合太毛糸。
プリンセスアニーです。
今更って感じですが、とりあえず。





糸は、素直なストレートヤーンで、伸びもそこそこ良い。
原糸が綺麗に揃っているので、編み地になっても素朴さはありません。

編んでて糸割れもしませんでした。

糸のガサッとした肌触りがあるけど、チクチクはしませんでした。
超デリケート肌なので、肌の調子が悪い時だと、
もしかするとチクッとするかも？という感じはあります。

暖かさは薄めかな。
編んでて、暖かいなー！と感じることは、私はありません。





試し編み。
下がガーター、上がメリヤス。
６号で編んでます。

編みやすくて、編み目も揃いやすい。
上の画像でガタガタなのは、単純に私のレベルの低さです^^;

画像は、５４２番。
茶色寄りのオレンジ。
こういう色のレンガあるなーって色です。

この糸は、フランスのアニーブラット社と技術提携して
パピーが作ったもの。
中国で作られています。

中国製ってことにテンションは下がるし、
ずば抜けて品質が良いわけでもないけど、
防縮加工が施されているし、使いやすい毛糸なので、
安心して使ってるという感じ。

これまで私が使ったものは、一見してロット違いが分かったので、
購入する際は多めに見積もった方が良いかも。


・・・プリンセスアニーで編んだもの・・・


　「編みものこもの」のグレーのマフラー




プリンセスアニー　パピー毛糸

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内藤商事／ブカネーベ

・・・内藤商事／ブカネーベ・・・

品質：ウール（メリノ）100％
糸長：50玉巻／約40m
適正針：棒針8～9mm、かぎ針7mm
ゲージ：8目／12段
必要玉数：プルオーバー11玉
通常本体価格600円（税込630円）


内藤商事のブカネーベです。

撚りのない毛糸を細い糸でぐるぐると巻いてて、
細いところと太いところがプクプクとした形状になってる。





編んでる時、左手にかけた糸が通る際に、
このぷくぷくが指を刺激して、妙に気持ち好いの^m^





編み地もぷくぷく。

２目ゴム編みを９ｍｍで編みました。
これなら、メリヤスでも十分に表情の出る毛糸ですね。

ふんわりとしたスラブでなく、
ぷくぷく感が強いので、個性のある編み地。





2304番のアイボリーは、
ぷくぷくの合間に、絡めた細い糸の艶がチラ見えして、
ほのかなアクセントになってる。

糸の色といい、チラチラ見える艶といい、玄米ごはんみたい^m^


こういう糸なので、編み目が揃ってなくても全然構わない。
そういう意味で、初心者さんも安心って面はあるけど、
適正針が、棒針8～9ｍｍ。
この太さだと編みづらくなってくるので、
編み棒を持つのが初めてに近い超初心者さんだと、
編む時に変なクセがついてしまうかも。
ちょっと編んだことのある人が触った方が良いかなーって気はします。


素材はメリノってことだけど、
メリノの中では毛が太い方の羊ちゃんじゃないかな。
決してエクストラファインではないのよね。
そんな手触り。

質だけでなく、この糸の形状も関係してるんだろうけど、
メリノにしては、かための手触りでちょいチックリ。


試しに編んでみた編み地は、このままマフラーにします。
今は、ショールを仕上げないといけないので、
まあ、また、いつかね。


全部ブカネーベだと個性が強すぎるので、
たぶん、他の糸と合わせると思う。
予定は未定 ^m^



2304番。




濃ベージュ。
上にも書いたけど、玄米ごはん色。


1410番。




スモーキーな浅めのグリーン。
雑貨に使われてるような、ニュアンスのある可愛らしい色合いです。
この色は、とても気に入りました。



【再入荷!!　数量限定45％OFF】　内藤商事毛糸　ブカネーベ


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リッチモア／ソフシルクモヘア

・・・ソフシルクモヘア・・・

品質：スーパーキッドモヘヤ70％・絹30％
糸長：25玉巻／約100m
適正針：棒針4～6号
ゲージ：20.5目／30段
必要玉数：女性用プル8～9玉
本体価格980円（税込1,029円）


シルクを芯糸に、スーパーキッドモヘヤを絡めたソフトな毛糸です。

モヘヤは、撚りのかかっていないものが、
吹きつけたように、ふわっと絡んでる。





この、毛足の長さ、分かるかしら？
シルクは、リリヤン状の太めの作りなので、
編み地になると独特の艶が映えます。




メリヤス編みで、この毛足。

しかし、撚られたものではないので、
編んでるとふわふわふわふわ毛飛びします。
繊維のつきやすい服にはあわせられないかなー。






メリヤスで試し編み。
６号で編んでる。

ぐちゃぐちゃの編み地でごめんなさいねー。

糸の伸びは少なく、編んだ力加減がそのまま編み地に出ます。

しかし、シルクリリヤンのエアリー感に、
空気を含んだふわふわモヘヤが重なって、
編み地は柔らかでモフモフ。
とても気持ち好いです。

いつまでもモフモフしてたい位、メリヤス編みでも弾力のある編み地。
雰囲気があって、とても素敵。

品質の良いものを使ってるなーという気配が、
色目や風合いなど、毛糸全体からムンムン出てる。

肌触りは、ちょいチックリ。
モヘヤが入ると、大抵、チクチクチクチクして触れないんだけど、
触れないというほどではありません。
この、「触れないというほどではない」モヘヤは、
超デリケート肌の私にとっては貴重なレベルではあります。

画像の色は、10番。
ローズにくすみを入れた、アンティークローズ。
派手すぎないスモーキーカラーで、
しかし、シルクの艶がほんのりとエレガント。
優雅なお色目です。

こういう糸なので、手入れは難しいと思うけど、ニュアンスのある素敵な糸。
風合いが良いので、ウェア向きの糸だと思う。

ウェア向きと言いつつ。
雰囲気があるので、鹿児島に住む大叔母へのショールは、
これで編むことにします♪


・・・ソフシルクモヘアで編んだもの・・・


ソフシルクモヘアの三角ショール





新製品　ソフシルクモヘアリッチモア毛糸


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ダイヤモンド毛糸／タスマニアンメリノ

 

・・・タスマニアンメリノ・・・

品質：ウール100％（タスマニアンメリノ）
糸長：40g玉巻／約120m
適正針：棒針5～6号、かぎ針4/0～5/0号
ゲージ：22～23目／30～32段
必要玉数：女性用長袖プルオーバー9玉
通常価格651円


ダイヤモンド毛糸社のタスマニアンメリノ。
定番商品なので、使ったことのある方も多いことと思います。

タスマニアンメリノには、ラメ入りや段染め、ツィードなどもあるけど、
今回記事にするのは、定番の単色タイプ。






メリノウールの中でもタスマニア産のメリノは
非常に質が良いと言われてるだけあって、
品質は間違いなし！

柔らかくて薄いのに、丈夫で温かな編地です。





中でも、この羊ちゃんマークがついてる製品は、
ロバーツ社お墨付きの印。

ロバーツ社というのは、タスマニア最大手のウールブローカーで、
羊ちゃんマークは、製品としての流れがはっきりしていて、
タスマニアンメリノとして認めたものだけに使用されています。

つまり「血統や原料が分かってる、厳選された商品ですよ～」
というマークです。


更にウールマークもついています。

ウールマークは、羊の新毛を100％使用し、
強度や耐性基準などに合格した信頼の証です。





上の画像は、６号棒針で編んだ編み地です。
パッと見、既製品のような編地で、ぬくもり感とか手編み感の薄い毛糸です。

私は、「手編みです！」と主張する感じのウェアは苦手なので、
手編みの温度をあまり感じないこういう毛糸は大好きです。

肌触りは、言うまでもなし。
チクチク感とはまったく無縁。
やわらかくって、なのにコシがあります。

質が良いから、細くても丈夫で、
帽子のてっぺんを絞って引っ張っても、糸切れしませんでした。

色の展開も多く、色合わせをするのも楽しみ。

タスマニアンメリノは原毛の白度が高いので発色も綺麗だし、
羊毛を糸にする前の段階で染めているので（トップ染め）
色ムラもなくロットもありません。

ウルグアイウールのモチッとした感触とは違い、
既製品のニットウェアのような手触りです。

こういう、質の良いストレートヤーンは、いっくらでも使い道があるので、
セール時が買い時。

とにかくお勧めです！
私は、この毛糸は常にストックしています。

販売されてるもののほんの一部だけど、
個別に色をチェケラッチョ！

色の違いが分かり辛いものは、並べて撮影してみました。


７０６番（左）、７３１番（右）
茶系




７０６番は、こってりしたチョコレート色。
濃厚な茶色で、冬にぴったり。
美味しそう・・・。（食いしん坊）

７３１番は赤みがかった茶色。
柔らかな印象になるので、女性用のウェアに良いと思います。



７０９番（左）、７１０番（右）
グリーン系




７０９番はオリーブグリーン。
くすんだ、奥行きのある色。

７１０番はグレーよりのグリーン。
これは、合わせる色を考えないとボヤーッとした印象になってしまいそうです。



７１２番（左）、７１３番（右）
イエロー系



７１２番は、黄土色。
ほんの少ーし黒を落とした深みのある色です。

７１３番は、ちょっとだけ赤みのある、薄ーくオレンジ色が入った黄色。
みかんを食べ過ぎて黄色くなった時みたいな、肌色よりの黄色。
んー、難しいな、この色の表現。
明るく可愛らしいというまではいかないけど、辛子色というほどのコクもない。
その中間。

イエロー系は、日本人に合う色なので単色使いでも良いし、
色んな色との相性が良いので、色合わせにも使いやすいと思います。



７１８番（左）、７１４番（右）
赤系




７１８番は、明るめのえんじ。
血の色から黒の割合を少なくした色目です。

７１４番は、朱色に黒を少し落とした色。



７１９番（左）、７２０番（右）
赤紫系




７１９番は、深みのある赤紫。
早稲田大学の箱根駅伝のユニフォームみたいな色です。

７２０番は、薄く灰色がかった紫色。


７２３番
青紫系




藍錆色。
くすみのある、濁った青紫です。
藍という言葉が入ってるけど、藍色のような紺やデニムに近い色ではなく、
くすみの入った紫。
ギンギンに派手な彩度の高い紫でなく、彩度を落としたグレー混じりの紫です。



７３０番
黒



綺麗な黒です。


どれも少し彩度を落とした、ニュアンスのある色で品があります。
良い糸ならではの色出し。
カラー展開が豊富なので、もうちょっと微妙なこんな色が欲しい、
という時にも役立つんじゃないかな。

それにしても、色の説明って難しいわね・・・。
その色はもっと良い説明があるでしょー！というものがありましたら
ぜひ表現を教えてください。

とにもかくにも、おすすめ。
定番は、なかなか手芸本に出てくる機会がないけど、
やっぱり良い糸が多いです。


・・・追記・・・


新たに、下の色＋紺色の計５色を購入しました。





711番。




錆浅葱（さびあさぎ）が近いかな。
浅葱色をくすませて、緑寄りにした色です。
ちょっとボヤけた印象だけど、
ニュアンスがあるので、単色で使うよりも、
編みこみでミトンなんかにすると可愛いと思います。


716番、ローズレッド。




赤寄りのくすみのあるピンク。
可愛いだけのクリアなピンクじゃないので、使える年齢層は広いと思います。


721番、赤紫。




ロイヤルパープルの鮮やかさをワントーン落とした、京紫のような色です。



725番、濃紺。




締まった色なので、万人に似合うんじゃないかしら。
正統派の、きちんとした紺色です。


726番




アザーブルー。
デジカメは紫系が苦手で、なかなか上手に色が出せませんでした。。。
画像は藤色に写ってるけど、画像よりも少しくすみのある、薄めの青紫です。


 　

上の画像の色レポは、こちらの記事をご覧ください。


・・・タスマニアンメリノで編んだもの・・・

　半端玉で編んだスヌード２（725番）
　半端玉で編んだスヌード（723番）
　ターバン風ネックウォーマー（716番）
　ぴっちりキャップ（725番）
　ターバン風ネックウォーマー（725番）
　シンプルなメンズキャップ（725番）

　ヘリンボンストライプのブランケット（縁に使用・723番）

　シンプルなメンズキャップ（730番）




【ダイヤ】タスマニアン メリノ

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タスマニアンメリノシリーズいろいろ。

　 　 　

ダイヤ毛糸　タスマニアンメリノラメ
ダイヤ毛糸　タスマニアンメリノアトリエ
ダイヤ毛糸　タスマニアンメリノ＜マルチ＞
ダイヤ毛糸　タスマニアンメリノアルパカ 

リッチモア／ミルト

・・・リッチモア・ミルト・・・

品質：毛98％・ナイロン2％
糸長：40玉巻／約32m
適正針：棒針8mm～10mm
ゲージ：8目／13段
必要玉数：ベスト7～8玉、マフラー小物：1～2玉
イタリア製、本体価格850円（税込893円）


リッチモアのミルトです。
甘撚りのロービングヤーンを、芯糸に絡めた糸。




ぷくぷくとした手触りのファンシーヤーン。

ここで、私は謝らなければなりません。
マントを編んでる記事の中で毛はメリノウールと書きましたが、
糸レポするにあたって改めてラベルを確認したところ、
そういう表記はありませんでした。
ごめんなさい。

かんざわさんの商品ページを見てメリノウールなんだと思い込み
そのまま書いたけど、
どうやら商品ページの説明が全体的に間違ってるっぽい。
割合や糸長などが全然違ってた。
何かをコピペしてそのままになってるのかも。
上の青字はラベルを見て記載したので、そっちが正解。

こんな形状でメリノなんて珍しいと思って
疑いもせず買った人がここに１人(T_T)

これで前回のマントの記事にチラリと書いた、チクッとするってのにも納得。
肌は正直。

メリノじゃなかったからがっかりしてるけど、糸は可愛いんです。





細いナイロンに、ウールがパイル状に絡まってる。

編む時には、芯のナイロン部分を針にかけることになるけど、
この部分は伸縮性がないことと、
ループ部分が大きく針がひっかかりやすいので、
初心者さんはちょっと手こずるかも。





編んでる時の目線で、針先はこんな感じ。
大きなループが邪魔をして編み辛そうでしょ？

ニットプロだと芯糸も見え辛いので尚更。

この針、編みやすいので手放せないのよね。

ループにひっかけないようにするには、
編む時に左右の針先をくっつけて、滑らせるように拾うと
比較的ひっかかり難いんじゃないかなーと思います。


こういう糸なので、かぎ針だと目が分かんなくなりそうだし、
棒針はループに針がひっかかりやすいけど、
それを乗り越えて編み続けると、ぷくぷく可愛い編み地に。





これ、編み目を整えてないのでループが均一に出てきてないけど、
編み地を軽く引っ張って寝てる糸を起こすとムラもなくなるはず。

手触りは、超デリケート肌でちょっとチクッとします。
帽子の様に肌への密着度が高い物は、すぐにかゆくなってきてダメだと思う。
頬や首筋に当てられないほどではないので、
健やか肌さんなら何も感じないかも？というレベルです。

ループが大きく、編み地もしっかり目なので、
編みぐるみにも良いんじゃないかな。
ぷくぷくで可愛いと思う。


１０番。




グレージュ。
合わせる編み地によってグレーに見えるけど、
ほんのりベージュの入ったニュアンスのある色です。


５番は黒に近いチャコール。



黒に近いチャコール。
太陽の光で見ると、ほんのり焦げ茶が入ってるようにも見える、
これもニュアンスのある色。


販売してるのはかんざわさんだけかな。
他に間違える人がいるとアレなので、
後から訂正してくれメール出しますわ。。。


処分特価！！ミルト　リッチモア毛糸



・・・ミルトで編んだもの・・・

　あったかフードつきマント