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金曜日から、あまりの惨事に言葉もありません。

今、私にできることは、

1.募金
2.献血
3.経済を沈下させないために日々の仕事や消費活動をきちんと行うこと

この3つ位しかないかと思っていたら、こんな支援活動がスタートしました。

災害メッセンジャー

個人からの支援物資を、東京でボランティアによって仕分け、
インターネットで受け付ける被災地からの要望によって物資を運ぶ、
という活動です。

個人がひとつの組織となって、東京に拠点を置き、
そこから配送のプロが物資を届けるというシステムです。

素人集団で考えたシステムではなく、防災コンサルティング提案のもと、
専門家の協力を得て、立ち上がっています。

自治体や政府に比べると信頼という点で不安がありましたが、
記載されている人や会社が実在したこと
(さらにご本人への確認までは取っていませんが・・・)、
NHKでもツイートされていたことから、信頼しようと決めました。


実は私は、ここを知るまで個人の物資支援には反対の立場でした。

阪神淡路大震災の際に問題になりましたが、
個人がバラバラで現地に入ったり物を送っても、
道路渋滞による支援車両の妨げや、
被災者支援に当たっている役場の混乱に拍車をかけるだけ、
つまり、迷惑でしかないという認識があったからです。

一方で、これまでの災害であれば、
「3日分の自立物資を持って避難すれば
救援物資が入ってくる」
と言われていたところ、
1週間経とうとする今でも被害状況がつかめず、
現地の中心となるべき行政も被災してしまい、
救援物資が行き届いていないという現実もあります。

このシステムなら、阪神淡路での教訓を活かしつつ、
今回の災害にあわせた発展した形で支援できるように思います。

被災者と支援センターが直接つながれるので、
行政の手の届かない場所へ届けることも可能かもしれませんね!
バイク便だと、配送量に限界はあるものの、
車よりも燃料がいらないし、こまわりもききそうです。
危機的な場所には、有効のように思います。
実際、行政の隙間を埋める活動を目標にしているようです。

しかも、阪神淡路の際に問題になった、
被災地に直接個人が物資を送ったり支援の連絡をして大迷惑だったことや、
ボランティアが被災者の寝る場所や食料を奪ってしまうということも
回避できますね!

支援は、次の2つを受け付けています。

・物資の提供
・物資の仕分けや情報の整理をボランティアで行う



すぐにでも送りたいけど、ちょっと深呼吸。

求められていることを実行するために、
注意点を引用します。

---

・荷物の外箱には必ず内容物とその数量を明記してください。
・コワレモノ、危険物(固体・液体・気体問わず)は絶対に
 送らないでください。
・常温での保存・輸送ができない食料や消費・賞味期限間近の食料は
 絶対に送らないでください。
・大量の荷物の場合は、事前にご相談ください。

※誠に恐縮ですが料金は元払いでお願いします。
 着払いで送付いただいても受け取ることができません。

・その他法律で禁止されている物は絶対に送らないように
 お願いします。
 
---

荷物の外箱への記載は、仕分けがスムーズに進むこととなるため、
迅速に届けるには大切な作業ですね。
積み上げた時にも見えるよう、上面と側面に書くと分かりやすいです。

できれば、箱の中は1種類だけの方が良いようです。
オムツや水などは、サイズや容量も書いたほうが良いようです。
これで、仕分けの作業時間が短くなり、
要請に早く応えられるようになるとのことです。

送付先や問い合わせ先は、
後ほどリンクをはるページの、
プレスリリース(3/16)に記載されています。

混乱を避けるため、支援者からの問い合わせは、
メール限定となっています。


また、送っては困るもの、送ってほしいもののページは
フェイスブックに立っています。

まだ立ち上がったばかりで、フェイスブック内は
タイトルしかできていませんが、
これから徐々に追加されていくものと思われます。

HPのトップページに、
ツィッターとフェイスブックのアカウントが掲示されています。
しかし、問い合わせはメールでと呼びかけていますので
その点は注意した方が良いのかな、と思います。


被災者からの声は、当面、現地施設責任者からのみ、
メールで受け付けています。

被災者用メール(3/16現在)
saigaimessenger@i.softbank.jp
 saigaimessenger@gmail.com


詳細および最新情報は、こちらです。

◎災害メッセンジャー
http://www.saigaimessenger.info/index.html

◎ぜひ!配送前に注意点などをご覧ください。
プレスリリース(3/16)

◎災害メッセンジャーTwitter

  ◎災害メッセンジャーFacebookファンページ



・・・行政レベルで対応する個人からの支援物資について・・・

行政レベルで受け付ける個人からの支援物資も、
都道府県と自衛隊が連携して、空輸することが決定されました!

次の流れのようです。

都道府県で物資受付

行政が、指定された自衛隊施設へ支援物資を持ち込む
(自衛隊施設では、個人の持ち込みは受け付けていません)

自衛隊が輸送機で空輸

車両やヘリで避難所へ配る


行政では、支援者はまず提供できる物資を登録し、
被災地の要請に応じて、
現物の提供を受け付ける方法を取っているところが多数あります。
直接物資を持ち込んでも、受け付けてもらえないと思いますので、
まずは、お住まいの都道府県庁や市区町村のHPで
確認をした方が良いのかな。

市区町村と都道府県が連携して、市区町村で物資を受け付け後、
都道府県へ送っているところもありました。

働いていると分かりますが、
電話の応対というものは、とても時間を取られます。
電話は、切りの悪い場所でそれまでの動きをストップしてしまい、
応対中は何もできなくなるからです。

中継地点を担う公務員が有効に時間を使えるよう、
電話をかける前に、まずはHPチェック、ですね。
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タイトルは、方言丸出しの会話から。

「まだ編むと?」
「うん。編むと。」

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