このブログについて

震災後、２本の記事を震災に特化して掲載しました。
今、この時に、呑気に編み物や買い物をしたり、
出かけたりして良いのか等々、
色々と考えましたが、
考えた結果、これまでどおりとすることに決めました。

直接のきっかけになったのは、
前回の記事で少し触れた、仙台に住む友人からのメールです。
１週間経ってようやく連絡が取れ、
「食べ物がない」
という友人に、私は連絡がついたらすぐにでも知らせられるようにと、
それまでに準備していた数々の情報を届けました。

炊き出し場所、給水場所、現在営業しているお店、明日営業予定のお店・・・。

ツィッターや、フェイスブックで可能な限り集め、
無事が確認できた時には最新情報を提供できるようにと
準備をしていたものです。

そんな私に帰ってきたひとこと。

「楽しい話をしてほしい。」

ショックでした。
心配のあまり、何とかしようとする気持ちは、独りよがりでしかなかったのです。
少なくとも、当事者の友人に関しては、それを望んでいなかった。
望んでいたのは、日常でした。

もちろん、中にはそうでない方もいらっしゃると思います。
とてもとてもそんな状況にも心境にもない方もたくさんいらっしゃると思います。
直接災害にあっていない、私のような者でさえ、
やりきれない気持ちや無力感に襲われたり、
夢でうなされて目が覚める程の状況の中、
どれだけ想像しても想像しきれない思いを抱えてる方が、
たくさんいらっしゃると思います。

だけど、これまでどおりの生活を送り、経済活動を保持することも、
被災していない自分が、今やらなければならないことだと思い、
寄付や献血などの支援等と並行して、
これまで行っていたことは、
ブログの内容を含め、そのまま続けることにしました。

これまでどおり、出かけもします。
自粛からは、何も生まれないと考えるからです。
経済が停滞したら、復興が遅れてしまいます。
直接目に見える支援にはならなくても、
国内でお金を使い、企業や観光地を支えることが、
まわりまわって役立つことになると思うのです。

遊んでも、心底楽しめるような状況でも心境でもないけど、
やりきれない気持ちや、申し訳ないという思いを抱えながら、
消費活動をきちんと続けていくことが、
今、自分がしなければならないことだと思うのです。

仕事と消費活動。
これまでの日常の２つに加えて、
寄付等の直接的な支援活動。
この３つを継続して長く続けていきます。
そう、決めました。
西日本が、踏ん張らなければ。

並行して、個人的に支援できそうだと思った震災に関する事も、
引き続き記事にしていきます。

不快な思いをされる方もおられるかもしれませんが、
ご理解いただければ幸いです。